記憶に残る養生食

2019-02-27

今年の冬は、関東ではしのぎやすい気温が続いています。

その分一日の温度差が激しく、体調管理がむずかしい年でした。

風邪をひきそうになりながら、気づいたことがありました。

それは、パターンを観察する、ということ。

 

★発熱を伴う時:食欲の有無を観察。節々の痛みを観察。体温の観察。寒気や発汗の観察。→ 果物のジュース、スープ、卵酒、重湯、白湯など。

★咳を伴う時:咳の質(痰があるかないか、空咳か、喘息様か、発作的か)→ 薄味の流動性のもの、はちみつにシナモンを混ぜて舐める。痰を発生させやすい酸味や甘味の物は避ける。

★鼻水を伴う時:鼻水の形状や色、匂いなど。→ 生ものや冷たい物は避ける。粘性のあるものは避ける。

★のどの痛みがある時:どんな痛みか、咽頭の腫れ、食事が通るかどうか。→ 薄味のスープ、お粥、重湯、葛湯など。

 

それぞれの症状によって、食べられるものが違います。

また年代によっても、食べたいものが違います。

その人の体質によって、かかりやすい風邪のパターンもあります。

 

mincesoup.JPG

今回私は久々に従来とは違う、鼻の奥が乾き、喉の痛みがあり、咳が出る風邪をひく寸前の症状を観察しました。いつもは、消化不良になり、薬膳スープカレーうどんですぐ治るのですが、今回は治りませんでした。

そこで、自分の理知鞘にアクセスすると、子供の頃に飲んだスープを思い出したのです。これが食べたい!

ひき肉とネギの簡単なスープですが、そこに生姜とオクラも加え、甘草を入れて喉の痛みを緩和する食感にしました。すると一発ですべての症状が消え、風邪には至りませんでした。

 

子供の頃に飲んだスープの味をまだ覚えている・・風邪の時に食べたリンゴのすりおろしの味が忘れられない・・現代に消えてしまっているのは、こういう養生の時に繰り返し出された手作りの食事の味。

おそらく、養生食を記憶するのは、子供の頃からの慣習が一番なのでしょう。それは食事に限らず、頭を冷やす、体をふく、汗をかかせる、などのケアの行為も一緒です。「養生」についての最初の学び。これが東洋医学からのものだったら、子供たちは大人になってもそれを好むでしょう。

 

大事なことを思い出した今回のケースです。

この記事へのコメント
この記事へのコメントをご記入ください。
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

(ブログ管理者が承認したコメントのみ表示されます)
この記事へのトラックバックURL
http://www.blogdehp.net/tb/16086501
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
(当記事へのリンクを含まないトラックバックは受信されません。)