オーム・シャンティ

2018・07・16

7月は怒涛のような幕開けです。例年より2週間以上早く梅雨明けしたと思ったら、西日本の集中豪雨で広島や岡山、高知県などで大きな被害が出ています。

特に広島は、地盤がもともと弱いということで、山すべり、地すべりなどの二次災害もあり、復旧にも時間がかかることが懸念されます。

昨年は九州熊本・大分の大地震があり、日本はまんべんなく定期的に大きな災害に見舞われていますが、一番浄化されるべき東京がまだ何もない、というのは不可思議。でも、千葉県のスロースリップ現象による地震が頻発しており、この暑さも加わって何か落ち着かない感じがあります。

0711sungreenflush.jpg(Space Weather.comより転載)

7月11日、オレゴン州ビーチで映された、太陽のグリーンフラッシュという稀有な現象。ちょうど火星の極でもこのようなグリーンフラッシュが観られており、7月31日に地球に最接近するため、磁気嵐的なものもあるのでしょう。27日満月は皆既月食であり、ブラッドムーンと呼ばれる血のように赤くなる満月で、太陽、月、地球、火星の引力合戦があり、注意が必要です。

0731marth.jpg

 

先週の話題は、何といっても「オームトップの死刑」だったでしょう。あまりに唐突だったため、昨今のトピックだった「東京医科大学、文科省エリートの裏口入学依頼」に関する、カモフラージュと感じました。(きっとたくさんいるはず)⇒ 案の定、そのリストがあったそうですね。

そして、23年前に日本を震撼とさせた「地下鉄サリン事件」を引き起こしたオウム真理教の教祖、麻原彰晃を含む6名の処刑が実施され、改めてあの事件を思い出しました。

あの日は、友人と京都に旅行に行っていて、事件を全く知らず帰ってからホテルでニュースを見て、愕然としたことを覚えています。友人は、当時日比谷線を利用して通勤していたので、命拾いをしたと安堵していました。

私は、岡本記念クリニックでアーユルヴェーダのテクニシャンをしていた時で、あの当時ヨーガやアーユルヴェーダがようやく認知度が広がってきて、「さて、これから!」という普及体制のまっただ中だっただけに、オウム真理教が提唱する「インド哲学」に関連するものは、同等に見られ非常にダメージが大きかったのでした。さらに追い打ちをかけるように、そのあとに「和歌山ヒ素カレー事件」も起きて、「カレー」までも大打撃でした。

23年たち、オウムがなぜあのような巨大な組織になったのかを分析してみると、多分昭和40年代に起きた「学生運動」に端を発するように、世の中の不条理や金満体質、政治への不信などを真剣に考えてきた人たちの行き着く場所として、その当時は「インド哲学」に目を向けられたことがあげられるでしょう。オウム真理教はその受け皿として、特にエリートと呼ばれる人たちが多く入会していたため、「本物が集まる集団」として多くの若い知識人をひきつけたと思います。

私も、1980年代にスピリチュアリズムに目覚め、シャーリー・マックレーンの「Out on a Limb」を皮切りに、ヨーガを行じていた友人に薦められ「パラマハンサ・ヨガナンダ」や「クリシュナムルティ」を読みまくったりしていましたが、クリシュナムルティに関しては当時の能力では理解力が足りず「よくわからない」ままになっていましたが、10年前では一定の理解ができるようになり、今は本当によくわかります。彼は、真理を突き、当時のグルイズムからはかけ離れ、インドでも少し浮いた存在だったと思います。

スピリチュアリズムはさらに今拍車がかかっており、難解な「哲学」よりもダイレクトな「チャネリング」「霊能力」「神通力」のようなものに人は惹かれていますが、ここにも洗脳の数々があり、陰で大きなビジネスになっているものも少なくありません。

私は、宗教組織をはじめ、霊能者、チャネラー、神通力者など、数多くの人と接してきましたが、「人としてまっとうな人」はほとんどおらず、特別意識に支えられビジネスとしてその能力を使う人が多く、何か腑に落ちないものを感じることばかりでした。

アーリオーン達は、そういう能力は特別ではなく、一つの才能に過ぎない。特に我々とコンタクトする人たちに金銭授与があってはならず、そういう場合はすぐにその能力を遮断する、とまで断言しています。

人は、誰でも真剣に考える時、世の不条理はなぜ起きるのか、自分はどうしてうまくいかないのか、などと悩むとき、その答えをいろいろな中から見つけ出そうとします。時に哲学や宗教の本の中にそれを見つけることがありますが、いろいろ観ずに一つのところだけに絞ってしまうと、やがて誰かを教祖として崇め、自分が絶対服従者の信徒になってしまいます。それは依存の関係であり、自分の力で考えることをやめてしまう安易な状況になってしまいます。その当時は、バブルがはじけた後だったので、バブル世代の人たちが「こんなはずじゃなかった!」という状況に、多くの人が遭遇したのでしょう。その逃げ場として、集団として集まる新興宗教は、ぴったりはまったのだと思います。

「オーム・シャンティ」(平安であれ)と口ずさみ、サンスクリット語のマントラを唱えると、不思議な現象が自分自身の中で起きやすくなることは、実際に体験しました。瞑想も、20年くらい続けていたでしょうか。

今は太極拳で瞑想のような感覚が作れるので、あえて結跏趺坐を組んだ瞑想はやらなくなりましたが、それは多分瞑想をしなくても、自分の中の深い感覚をとらえることができるようになったからかもしれません。

日本人を抹殺せよ、ハルマゲドンを起こせ、と革命を指示していた麻原は、多分本当の日本人じゃないと思います。もし本当の日本人のDNAを持っていたら、グルにまでなった人ですから「潔さ」「素直」「感謝」という部分が最後には出てくると思いますが、最後までのらりくらり、一つの反省もなくこの23年刑務所にいたわけです。

昨今、ホット・ヨガを含めて、ヨーガブームが起きていますが、ファッション的な美容と健康嗜好のブームとして成り立っているのは、救いかもしれません。ヨーガの哲学は深く、最終的にはクリヤヨーガやクンダリーニヨーガという超能力開発のようなものもあるので、(もちろんその前段階には精神や心の浄化を促すヨーガがあります)、はまる人ははまりやすい場合もあります。

今回、もう一度公に彼らの団体の様子が目にさらされる機会が多くありますが、今一度彼らの心を知り、ハルマゲドンにつながる心の過程を観察するとよいでしょう。なぜなら、今はさらに世の中がすさみ、人とのコミュニケーションがなくなっている時代であり、実際に宗教団体として集まらなくても、ネットでつながり、潜んだ「心の闇組織」が多くあるからです。

スピリチュアルという響きのよい世界で夢見ている人が多くなっている中、今回の洪水のようにリアルな「現実」を体験し、人はそういう時どう生きるか、どう知恵をわかすか、どう協力し合うか、という大切な基本を知る機会がこれからどんどん多くなってくるでしょう。

そのために、地球も宇宙も動き、振動して、私たちを日々揺さぶっていることを努々忘れることなく・・

 

残されたもの by YUMING

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