薬膳的おせちの考え方

2017-12-28

あと4日で、お正月!皆さんはお正月、どのように過ごされますか?

お正月の食といえば、おせち料理。今は、お店やスーパーが元旦から開いているため、昔ながらのおせち料理は姿を消しつつありますが・・。

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おせち料理は単なるごちそうではなく、新しい年を迎えるにあたって、縁起の良いものを保存がきく方法で調理したもので、日本人の好きな「ごろあわせ」の意味が含まれています。

*イクラ、カズノコ・・子孫繁栄

*エビ・・長寿(腰が曲がるまで元気)

*黒マメ・・マメに働く

などなど、詳しくはここを見てください

おせち料理は普段はあまり食べられない手をかけたごちそうであり、女性がお正月は台所にこもることがないように、保存のきく砂糖や塩、酢、で味付られたものをお重につめて、祝いました。

こういう意味を込めたものであることが核家族化によって伝承が途絶え、ごちそうであれば現代の子供たちの好物である唐揚げや寿司、カレーなど「好きなもの」にとってかわられています。

 

確かに、今の人の口にはおせち料理の味はあわなくなってきています。何しろ黒マメやきんとんなど「甘い味」が多いので、飽きてしまうことが多い。

そこで、アーユルヴェーダ&中国医学的な薬膳的な側面で、おせちを考えてみましょう。

<味と素材>

甘味: 黒マメ、きんとん、(黒豆、栗、サツマイモは、甘味の他苦味、渋味を含みます)、卵焼き(伊達巻)

塩味: イクラ、カズノコ、

酸味: なます (大根、人参)

苦味: 蓮、

渋味: ゴボウ、

辛味: あまりない

★ そこで、足りない味の補完として

酸味: 梅を使った和え物

苦味: 小松菜、セリ、ホウレンソウ、春菊などのおひたし

渋味: いんげん、大豆、ゴボウ、蓮などを使った煮物、炒めもの

辛味: きんぴらや炒めものに鷹の爪を使ったり、ショウガを利かせた一品を作る

そして、全体に 5色(白、黒、赤、緑、黄)の色がちりばめられていることを意識すると全体のバランスがよく、薬膳的になります。

★薬膳的素材(色別)

白: ユリ根、高野豆腐、豆腐 

黒: キノコ類、きくらげ、黒ゴマ 

赤: 人参、クコの実、鷹の爪、小豆 

黄: 金針菜、黄ニラ、パプリカ、かぼちゃ

緑: 緑黄色野菜、セリ、春菊、 

 

さらにおせち料理は、冷たいものが多く全体としてカパが増える要素が多くあります。

なので、煮物や炒めものなどは温めてとるようにし、温かい飲み物と一緒がよいでしょう。

しかし元旦は一年に一度の祝い事なので、「美味しく、楽しく、喜んで」食べる という事が一番大切なので、無理して薬膳的にせずとも、楽しく語らって絆を深める場であるよう、祈っています。

一年の計は、元旦に在り ですから。

 

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