改めて鍋考察

2014-01-29

kiritanponabe.jpg きりたんぽ鍋

今年は世界中が寒波に襲われ、寒さがひとしお強く感じられることが多くなりました。

そうなると、当然夜は「鍋!」が圧倒的に多くなるでしょう。 しかし今年は少し冷静に眺めてみてください。

 

「鍋に入れる具材を、食べる人の人数でわると主食もあわせて一人前どれだけの量をたべるでしょうか?」

 

多分とても多くの量を摂取することになると思います。実は私は10代の頃より20年間近く春先にメニエール病を患っていましたが、アーユルヴェーダを学んでこの原因が「食べすぎ」特に、酸味のとりすぎに由来することに気づきました。一つはみかん、一つは鍋=ポン酢好き だったのです。みかんは一日10個近く食べ、ポン酢は濃い目が好きで、若い頃はものすごい大食漢でした。

鍋は、味が単調になりやすいため、つい大目に食べてしまいます。しかも寒いので、じっとしていることが多いため、体重も増えやすくなります。すると、未消化物が増え、だるさや倦怠感がおきたり、カパの増加する季節なので鼻水や咳を伴う風邪症状などがでやすくなります。

 

今年は、そこで一工夫。上記の写真はきりたんぽ鍋なのですが、鍋の中に昆布をしき、しょうがも一杯刻んでいれてあります。鶏肉は少し少なめに入れて、大根や糸こんにゃく、人参、ごぼうなどの根菜を多めに入れます。お豆腐の変わりに、厚揚げを入れて満足感がはやくでるようにしました。

本来は地鶏スープを使いますが、ここではかつおだし+鶏がらスープであっさり目に作ります。

きりたんぽ鍋の一番の特徴は「せり」を入れること。しかも根まで。野菜不足を補うため、全草が貴重。

寒さの厳しい東北ならではの智慧がよくわかります。根を食べるのでお腹のお掃除役の糸こんにゃくは欠かせません。つけあわせに、ポテトサラダや卵サラダのような、まったく味の違う副菜を用いると、味覚が切り替わり、食べ過ぎることをストップさせてくれます。(塩味の強い漬物や惣菜を使うと、さらに食が進んでしまうので、あえて一緒に出しません。)

きりたんぽは本来ご飯から作られているので、ここではご飯を一緒に食べずに、鍋を食べ終わった頃足りないようだったらうどんなどを作るとよいでしょう。

ここでの一工夫は、少し間をあけること。きりたんぽはお腹の中で後で膨れてくるので、時間がたつと満腹感が高いのです。

どんな鍋でも、しょうがやにんにく、ネギなどを使って「消化しやすい工夫」+「体を温める」+「カロリーオーバーにならない工夫」を考察しましょう。

 

お鍋のいいところはチームワークがとれるところ。誰かと一緒に食べる、というのが一番美味しい食べ方であり、美味しいお酒と一緒に食べればさらに美味しく、愉しい会話も何よりの旨みです。

え?それはアーユルヴェーダに反している? 確かに、今まではそうでした。素材の味を味わい、静かによくかんで食べる。お酒はだめよ。 → でもここは日本。そして環境も文化も余りにインドと違う。なので私は「和ーユルヴェーダは愉しむ食事」とします。

愉しく食べるとアドレナリンがたくさんでて、消化力も上がり、体だけでなく心にも栄養が行き渡ります。

たくさん笑いあえば、代謝に貢献してあっという間に消化してしまうでしょう。

今日はたくさん食べてしまったな、と感じたら翌日はシンプルな食事と量で調整してください。

今年は愉しむ和ーユルヴェーダ・クッキングをたくさん紹介していくので楽しみにしていてください。

 

 

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