富士山で、大人の決断

2012-08-30

tennyo.JPG 27日、28日の2日間で富士登山に行ってきました。

山は大好きなんだけれど、富士登山だけはもう年齢的にも体力的も「無理だな」とあきらめていました。でも、お友達から「行こうよ!絶対行こう!」と誘われ、登山道具一式レンタルできるということもあって、行く事に決めました。

 本当は、決算期でもあり難しかったのだけれど、時期が時期だけに今までの経験上では<行かされる>という感覚が強くあり、体を鍛える暇も無いまま当日へ。しかも、準備の為と朝早かったため、前日は全く眠れなかった・・。

mtfuji1.JPG 緑があるので6合目付近。まだ少し余裕があるころ。

mtfuji2.JPG これから佳境にはいる7合目付近。その後ピヨは酸欠となり酸素吸入。私は足が上がらなくて、どんどんペースダウン・・。

富士山は活火山の為、写真のように砂と砂利と岩なので足がとられるため、脚力が普通の山以上に必要な事を実感。上に上るにつれて、酸素が薄くなり、心臓がバクバクし、身体は思うように動かず、ガイド付きのコースを選んで本当に良かったと思いました。(とてもゆっくり登ってくれて、それでもやっとこさなのにずっと待っててくれました。)一人一人の状態を見て、ペースや休憩を入れてくれて、けが人も脱落者も出さずに9合目にやっと到着。半分意識朦朧という感じ。

今回選んだコースは、珍しいといわれる「富士宮コース」という登り口で、あとできいたところ、プロフェッショナルコースだそうです。またしても山なめ! 昔白山に登った時も、超初心者なのに上級コースへ行ってしまい、足の親指の爪が死んだ事があります。 なんでこう、難しいコースにいっちゃうんだろうなあ。

昼、12時ごろ五合目口に到着し、13時ごろから登り始め、18時ごろに9合目着で相当のスローペースということ。← それは私達のせいです。ごめんなさい。

山小屋でカレーライスを食べて、即寝る! って、寝れないよ。まだ8時だもん。でも翌朝2時30分にはご来光のために出発ということで、超雑魚寝状態で横になるけれど、全然眠れません。

そのうち左前頭部に頭痛がおき、「酸欠状態」を実感。高山病の手前です。でもこの頭痛では眠れないし、これがあったまま登山はできないし、布団の中でもんどりうっていると『プラーナヤーマ』という声がして、そうか!とがばっとおきました。プラーナヤーマとはヨーガにおける独特の呼吸法のことで、色々なタイプがありますが、左前頭部頭痛のため呼吸を右鼻から吸って左鼻から出すナーディーシュッディという片鼻呼吸をやってみました(鼻の神経は視神経と同じに脳で交差している)。すると、ずっきんずっきんとしていた痛みが、中心部から溶けていくように淡くなり、左目奥の痛みも和らいできました。右鼻呼吸を20回くらいしてから、アヌローマヴィローマという交互呼吸を行い、最後に両方の鼻の穴から吸って吐いて、をゆっくり。20分ほどで、頭痛はきれいに消えました。すごし!

この呼吸法はヒマラヤに上ったヨーギたちが高山病に苦しんだ時に、神から授けられた事を実感。さらに、呼吸法マニアの先生達が周りに居たおかげで、ヨーガをきちんとやらなかった私でもちゃんとこれだけは覚えていたのです。そして瞑想もしました。しかし眠れません。

 

『どうしよう。このまま一睡もできなかったら、頂上へ登るのは危険かもしれない。みんなの足をひっぱっちゃうかもしれないし、怪我したら一大事だし・・。』

『でもここまで来たんだもの、あと少しで頂上なら頑張って登ろうよ。大丈夫だよ』

そして私は私に問いかける。

『頂上に上ることが大事なの?それとも、この富士山に今居る事が大事なの?どっち?』

『富士山に居る事』 そうです。頂上へは勿論いけるものなら行きたい。だってもう二度とこないもの。

多分頂上へ登って感じるのは達成感、充実感、満足感、優越感。 『いまそれ必要?』『 いらない。』

『そんなら、この9合目でていねいにご来光を見よう。下りの体力を温存しておかなければならないから。』

決めました。そしたら、心が急に楽になって、もう私には達成感も挑戦もいらない、と実感。さんざんやってきたからです。それらは若者に必要な感覚と経験。つい頑張りすぎる自分をようやく手放す事が出来ました。大人の決断、やっとできるようになりました。あ〜楽だ〜。

友人は、案の定起きた時ひどい頭痛で吐き、それでも登ろうとしています。彼女も50代。ふらふらになりながら支度をしているので、喝を入れました。エゴで登ったらどんなにあぶないか・・。彼女もまた夕べ一睡もしていないのです。そして私たちはとてもスローペースな登り手でした。しかもビギナーズ。

asayake.JPG9合目からの朝焼け。goraikoumae.JPG頂上のご来光(ピヨ撮影)

とてもいいポジションでしっかりご来光を見ることが出来ました。が、ご来光の時携帯の充電が切れて、写真も取らせてくれません。すると、太陽が顔を覗かせてその光を放った時、目よりも先に私の8番目のチャクラにビームのように通過したのを感じました。太陽と直結するチャクラって本当でした。丁寧に見る、ってことは写真を撮る事じゃない、ってぴしゃりとやられた感。 そして、祈念しました。総ての事が調和的に滞りなく調いますように、と。

 

そして、太極拳をやりました。下が砂利なので、24式はできず初級太極拳。(日の出前もやりました)

taikyokuken1.JPGtaikyokuken2.JPGtaikyokuken3.JPGtaikyokuken4.JPGtaikyokuken6.JPG

富士山で太極拳をするとは思ってもみなかったので、とても嬉しかったです。幕山のような体験は今回はなかったけれど、私にとっては太極拳はグリッドを作ることでも在るので、天と地と人と宇宙をつなぐイメージで、「アマテラス祝詞」を唱えながら行いました。(天空で行う神楽のよう・・・)

私が高山病にならなかったのは、瞑想や気功、太極拳で深い呼吸の仕方を知っていたからだと思います。

この2日間は風も無く、とても珍しい良い天候だったようです。そして無事に下山する事が出来ました。しかもアンカー ふらふら (まだ後に居ると思ってゆーっくり降りてきたら、ガイドさんが迎えに来てました)そういえば、台湾の美人キャスター(アンカー)さんたちも一緒で、撮影をしていました。

ガイドさんの下りの歩き方をみると、砂利道はジグザグに降りています。スキーの初心者向けの斜滑降初歩のシュテムクリスチャニアが思い浮かび質問すると、そうだそうです。なるほど〜。山道の歩き方の基本って同じなのね。またしても新鮮な発見。私はスキー暦は短いけれど、シュテムクリスチャニアまで何とか滑れるようになって終えたので、良く覚えているのです。

★今回の富士山は、8月8日という獅子座の門の一環である2012.08.28という重ねの日であり、31日はブルームーンという満月が重なる日。まさに次元の扉を開くような感覚があります。そして、又大切な経験をさせてもらいました。→ 試されてる! 

世の中のでたらめさにうんざりしている方、どうぞ早く目覚めて「心楽」を手にしてください。

とても有意義な旅になりました。富士山は下にマグマがあり、強い太陽と紫外線を浴びるために、身体の中に相当なエネルギーの入るピッタな山なので、ピッタ体質の人は気をつけて登ってくださいね。そして、絶対に筋力は必要。足腰鍛え、呼吸法をマスターし、少し山に慣れてから登ってください。山なめはだめよ。

 

Ain't No Mountain High Enough by Dianna Ross

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