66年目の終戦記念日

2011-08-15

第二次世界大戦に実際参加して無事日本に戻ってきた人たちは、すでに80歳を超えた人々。これからどんどんその記憶と教訓を持った人たちは少なくなっていきます。

日本が超高齢化社会と呼ばれ、実際に80歳を過ぎた高齢者が多いのは、こんな厳しい時代を生き抜いてきた生命力があったからだと感じます。だから、それより若い世代は気力も精神力も弱くなり、そんなに長生きが出来なくなっていると思います。おまけに原発のおかげで、放射能を戦争でもないのに浴びせられ、それも自国からの不始末という事態によって、若い世代でさえ寿命も短くなっているでしょう。

 

戦後、驚異的な復興力でのし上がった日本。それは、アメリカの後ろ盾があったから。裏を返せば、アメリカの作戦成功というところでしょう。だから、震災復興と戦後の復興は意味が全く異なり、方法や考え方も全く違うということなのです。それこそ、私達の意識が問われている時。

 

今、世界中にさまざまな問題がおき、人々の心の中に意識変化が興り、政府VS民間人 という自国浄化が盛んに行われています。これは、インターネットによって全ての人に平等に情報や知識がいきわたるようになったためであり、正しいことと良くないことの認識を世界でシェアできるようになって来た産物です。

それらは同時に、自国の政策や教育法が果たして本当に自分達の幸せのために行われているのかを自問するきっかけにもなっているでしょう。その中には賢者もいて、情報に操作されず、且つ真理に対して真摯な探究心を持つ魂が必ずいるのです。

 

振り返れば、人類の歴史は争いの連続でした。戦争を体験したものは平和を願いますが、では戦後66年たって、日本人は思い描いた平和な生活ができているでしょうか?表面的に戦争というものがないだけで、小さないさかいは身近なところにたくさんあるのでは?

アリオンは、人類の進化と継続のために60年おきに考える機会を与える、と告げました。たしかに、生死のバランスがくずれれば人口過多になり、生きていくためのさまざまなものが自然供給でまかなえなくなり、その結果人間同士が争うようになります。ある意味、このシステムも自然淘汰といえるのかもしれません。

 

イギリスでの暴動は、世界に大きな投げかけがありました。首相自ら、「これは我々の社会が病んでいる証拠である」と言い切りました。暴動に参加している黒人の青年が、「自分達は怒っている。子供の頃から親に殴られながら育ち、この国は経済発展ばかりおいかけ、自分達のような心を救うことなど目もくれていない。だから怒っているんだ!」と叫んでいる。

これはイギリスだけでなく、アメリカや日本でも今は同じなのだと思います。貧しさが心まで貧しくさせている典型。では裕福な人が心が豊かかというと、それも違う。貨幣価値を念頭に置くばかりに、精神を豊かにさせる基盤がないのです。 

 

西洋と東洋の違いと問われると、物質VS精神 とかつては言われました。東洋哲学と西洋哲学が全く異なるのは、東洋が神からの啓示によって価値観を教えられたのに対して西洋は人間が頭で考えて作られた価値観。だから、神を知らない西洋は実は怖がっているのです。(注:キリストは神ではない実在した人物。)

なので、戦後日本は 「天皇=生き神」という考え方を変えさせられ、天皇に「私は人間です」と言わしめ、従来の神道の考え方を封印し、テレビなどにより欧米の価値観こそ素晴らしい、と洗脳されました。

自分もどっぷりはまっていたので、西洋! 西洋!とまっしぐらに進みましたが、実際にアメリカに行き、その目で見て体感したところ 「つまんない!」と感じました。それは、その歴史の浅さからくる表面的なところを見つけてしまったからでした。

そこで初めて自国のことを何も知らないことに気付き、大嫌いだった歴史に目を向け始めました。同時に、イランという国を訪れ、何の知識もないまま訪れた時のカルチャーショック!

メソポタミア文明!すごい! ここからまた大嫌いだった世界史の勉強も始まり、他国を訪れる時には、歴史的な出来事や背景をしっかり理解した上で国民のことを知るべきだ、と考え方が大きく変りました。おかげで、教科書に載っていないことまで調べ上げ、歴史というのは人と人との流れであり、国同士の状況であり、時代の特徴であり、人間の進化の過程ということを知りました。そこから作り上げられたシステムが、今日のグローバル社会をかたどっているのです。

 

そして66年たった今年、大きな節目のようです。地球を掲げて、宇宙規模の大改革が始まっている。そんな出来事の前には、人間は右往左往するばかり。でもそれさえ気付かず、自国の民さえ平気で犠牲にする国々の列挙。もう個人がしっかり進化するしかない。気付いた人から始まっています。今年の終戦記念日は、先祖の思いも汲んだ現在生きている人たちへの問いかけとして感じてみると、今生の役割も見えてくるかと思います。

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