日本人はなぜ災害時に秩序を守れるのか?

2011-03-22

災害時おける日本人のマナーや秩序正しさが海外で評判になっている。

地震、津波、原発放射能の3重苦ともいうべき複合被災の中、今はまだ「助かった命」を精一杯生かしているという感覚だろう。

原発におけるハイパーレスキュー隊はじめ、消防や警察、東電の人たちは、危険のなかに飛び込みある意味現代の特攻隊くらいに命懸けの仕事に取り組んでいる。

隊長やあの石原都知事も泣くくらいの士気は、「危険レベル」を知るからこそ出た涙。それくらいなんだ、ってことに私たちは気付かないといけない。

日本は、四方を海に囲まれ、火山も多く、地震大国。火山噴火、台風・津波、地震にはいつも脅かされていて、自然の脅威をいやというほど知っているから、それぞれを神とみて儀式をし、怒らせまいと民は従順に暮らしていた。どこをみても神がいるので、八百万の神々とし、トイレにもいることは最近歌で知られるけれど、実は古代から祀っていたのである。

地震のポイントになる地点も良く知っていたらしく、要石や要岩などを置いて絶対に動かしてはいけない処置もしてあったりする。(よく知られるのは、香取神宮と鹿島神宮の要石)

年齢を重ねた人ほど信心深いので、こういう震災も「神様の怒り」と(祟りは仏教だけ。神道は祟らない)して、さらに丁寧に儀式を執り行う。(今回も、天皇は相当に儀式を宮中で行っているだろう)。パワースポットで自分のお願い事を願うのは、まったくもって神のことも神社の意味も知らない、ということだ。(かえって汚されてしまうのだよ)

神の行為と思えば、起こることもわめくこともできない。

人々の行動が麗しいのは、戦後高度成長期を経て金満国家になり、神仏よりも「カネ!」や「自分と身内だけよければいい」という考え方が蔓延して、虐待や子殺し、親殺し、無差別殺人など平和な分増えてきた社会事件が勃発し、「もうこの国はだめだ」と思わされた時に今回の地震が起き、一斉に皆気持ちが引き締まり、もともとあった大和のDNA(困難があると、ぐっとまとまる意識体。みんなで、よりよくしていこうとする思い)がグワーンと目覚めたからだと思う。

そして、数々の震災が過去にもあり、テレビ等で情報が入るので災害がおきても「救出される」という事例を知っていることも、パニックなどを起こさない要因だと思う。

日本のほぼ1/6近くが壊滅状態になったわけだが、さすがにこれだけ大きいと北も南もなく、一丸になったような気がする。だって同じ船にのっているのと一緒だもの。しかも動いた。

神のやり方は、とても厳しく激しい。特に今回の神は「激烈」という荒ぶる神。

海老蔵さんの事件も、荒神を演じる役者として、「喝!」を与えられたのかもしれない。

「死んで生かす魂と、生きて死ぬ魂とあるぞ」 と日月の神は言う。

この意味はとても深いが、これから長い時間をかけて復興を遂げていく間に、当事者も関わる人も絶望や困難から心を迷わせることもあるだろう。

かたや地球の反対側では、戦争や空爆で破壊活動が行われ、似たような情景になっている。

同じ破壊でも、全然違う中身。戦争による破壊は、人に憎しみや恨みを与え、終わることがないが、天災は神からのメッセージと受け止めれば、さらにいっそう生きることに励むしかない。

だから、ある意味今回の震災は、私たち日本人と日本という国をもう一度見直して、戦後のあり方を反省し、龍馬の作りたかった日本と大和魂に立ち返る機会になるのだと思う。

危険な現場に臨む本当のハイパー男性たちをみながら、どうぞ草食系はせめて農業を手伝ってこの被災のために多少の体力を使ってください、と切に願う。それが少し続き、多少は筋肉がついて少し肉食になれば、少子化もちょっとだけとめられるかもしれない。

経済はがた落ちの日本で、日本人の株があがっているという不思議。なので、どうぞ見返りを期待しないで、日本人に投資をしてください。それこそあなたはエンジェル投資家です!!

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