9年目の9.11

2010-09-11

もうあれから9年もたつのか・・。

考えたら、その翌年に創業したんだった。当社も9年目に突入したんだ。

あの年、5度目のイラン旅行を計画していた。チラシも刷り上り、いざ一行を集めようとしていた矢先に9.11がおこり、その旅行は治安の問題から即刻中止となった。イスラム圏というだけで、

人々は心を閉ざし、その翌年にアフガニスタン攻撃がはじまり、そして数年後に核兵器疑惑というだけでイラク攻撃が始まった。

この9年の間に暴かれた<9.11テロ事件>の真相は、母国の人たちには目も触れることなしにしっかり封印されている。張本人は、経済も雇用もガタガタにして、後始末だけ残しとっとと雲隠れしてしまった。

湖に大きな石を投げ、その波紋が広がるように、全世界の経済や社会にもその影響を広げ、

その方法を今度はアジアに向けて、投げかけようとしている。

賢人のいる国、仙人のいる国は、その波紋に触れて揺れ始めた。裏で仕掛ける人たちの存在に気付いているかどうかわからないが、戦いの歴史の長い大国は赤子のようだった日本同様にはならないだろう。でもかえってそれもコワイ。

9.11の二つのビルが崩壊したとき、とっさに広島、長崎を想った。事故に遭遇した人たちの嘆き悲しみは理解できるが、彼らは広島・長崎での出来事に共感してくれるだろうか?

歴史の中で起きる大きな節目となる出来事は、波紋がスパイラルとなって時代を超え形を変えて再び顕現する。そのことに気付くのは、真摯に生きた経験者たち。でも彼らたちの声は、新しい世代には届かず、聞こうともせず、その目はふさがれる。

絶望に打ちひしがれそうになって視線を落とすと、小さな若葉が目に入った。若くても、しっかり根を張って、伸びようとしている。地上には小さな葉でしかないが、その根は実に深く広く着実にはりめぐらされ、ちょっとやそっとでは抜けない根。輪廻の古い魂が、集まってきているかのようだ。これから数々の葛藤や苦難があるかもしれないが、踏まれる麦のごとく強くたくましく成長し、

新しい世界へむけて枝をはり、葉を茂らせて新たな結実になることを願ってやまない。

経験者は、その若葉を見つける目を開き、見護り育み慈しむココロを自ら実践することが、若葉たちへの大きな肥料になることを忘れず懼れず、依存せずに生きることがエピローグとなる。

 

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