コンカツ!(魂喝!)

2010-04-25

ここのところ、異常なくらい虐待による子供たちの死のニュースが多い。同時に、子が親を殺す、という事件も・・。

昔から、ままこいじめとか折檻とか、過剰な体罰はどの国でもあるけれど、こんなにわが子を殺す国というのも、人口構成からしてみたら多いのではないだろうか。

母性の喪失、父性の機能不全などといわれるが、文明や科学の発展がもたらした人間力の劣化としたら、怖いものがある。

いつまでも自立できない成人たちは、その昔はパラサイトといわれ、多くは経済的な自分益のためにそうしていたように見られていたが、それが長く続くと依存的、自分勝手、非協力のような状態になる。

自立して生活していく、というのは経済的にも心理的にも非常に負担が大きいものだが、同時に全てを自分の決断によって行う生活は、仕事にも、将来的にも、人生的にも大きな基盤となるものだ。

女性の社会進出によって、晩婚化が進み昨今は「婚活」がブームのようだが、そもそもなんで結婚したいと思うのだろう?純粋に恋愛を育んだこともない人たちが、おそらくそういう行動をするのでは?と思われるが・・。 ってか、純粋な恋愛なんて今あるの? って感じる世の中が怖い。

そういえば、一月くらい前に夜中にイラン映画をやっているのを観ていてのけぞってしまった。

ほんの15年位前はキアロスタミのような優れた監督が、叙情豊かに美しいイランの自然や人々の心、貧しいが健気な子供たちを描いてブームになったことがあったが、この間見たのはアメリカナイズされたオフィスでネクタイ姿のエリート社長が、聡明で美しい医師の妻がいるのに、20歳以上年下の女性に恋をしてそれぞれに不倫に悩む・・という内容だった。

イスラム社会のイランでは、10年前までは男女一緒に並ぶことも話すこともタブーで、「どうやってデートするの?」なんて聞いたほどだった。

それが、今や他の国とも同じになるとは・・。宗教でもくくりきれないのは、人間の欲望のほうが強いからだろう。

で、婚活。恋も失恋も知らないで、愛も愛情も沸かさないで、ただ結婚式に憧れ結婚を安住の場と勘違いしてしまう人たちが多いのではないだろうか?

結婚すれば次は子供、というようにゲームのように家族をやっていると、失敗するとリセットしたくなるのだろう。生命体は、動物でも植物でも人間でも、「鍛える」ということをしないと、進化していかない。動物は雄同志が戦って強いものの子孫を残すが、それは厳しい状況でも生き抜く力を遺伝子として残していく知恵である。雌だって、気に入ったものでないと受け入れない。

で、縁結びのパワースポットめぐり。何か短絡的。結婚って始めて他人と暮らす第一歩でよっぽどの信頼関係やお互いを認めあう状況がないと、もうここで躓くだろう。ましてや子供を育てるのは、至難の業。ペットじゃないんだから、いうことなんて絶対に聞かないし、思い通りなどならないし、そういう想像ができているんだろうか?

子供が生みたい、というのは女性ならわからなくはないが、最近は福祉が発達して母子家庭では昔と比べるとかなりいろいろと保証してもらえるのだそうだ。そうやって制度がかわってくると、きっと「種」は優秀なのをどこかで調達して・・結婚せずに自分で育てる、というのが流行しそうだけど、不況下になって女性が自立して生きていくのが何か大変!という不安から、とりあえず結婚して居場所を作っとこう、という感じがして仕方ないのが、今の婚活ブーム。愛のかけらも見えず、パラサイト先を変えるだけのように見えるんだけど。

なんか、祝福できないなあ。 パワースポットで「エネルギーもらいました〜」なんて言っている人は天から「魂 喝!」って怒られているのかも知れないなあ。

 

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