アーユルヴェーダの父の旅立ち

2010-02-10

日本にアーユルヴェーダの布石を作られ40年、アーユルヴェーダの父といわれる幡井勉先生が今日旅立たれた。あと2週間で92歳になられるはずだった。

2年前より体調を崩されていたが、昨年の12月まで診療を続けられ患者さん第一の医師で最後まであり続けた。

先生がもたらしてくださったものはあまりに大きく、私が今日アーユルヴェーダをずっと実践し続けられたのも、先生なしではありえなかった。本当にたくさんお世話になった。

でも、人間はいつかは旅立つときが来る。

先生はご自身を献体され、葬儀等をのぞまず、最後まで凛としてあり続けた。

私が一番大切にしたいのは、「イノチの輝き」。ただ長生きすることを願うのではなく、自らがどうありたいのか、どういう最期を迎えたいのかを考えて、生きていくこと。そこに、精神の切磋琢磨があって、自我や欲望をどれほど切り捨てられるか ということが精進することだと感じる。

誰も先生のように凛とし続けることはむずかしいが、その骨になるのが「天職」であろう。あるいは「人のため世のため」と励み続けられる「目的」があるかないかで、輝きは違ってくるだろう。

先生のあまりに穏やかで美しいお顔を見て、哀しみより神々しさを感じてしまい、圧倒され涙はひっこんでしまった。

先生は、律儀にもお知らせにも来てくれた様だ。私がトリートメントをしている最中に、ふととてもよい香りのお線香のにおいが漂い、「何だろう?」と思っていた。その後に電話がなっていた。

今は何だか心にぽっかりと空洞が出来てしまった感じがあるが、奇しくも最後の叔母が同日に亡くなり、なにかしらの縁を感じずにはいられない。

14日のお別れ会、自分に出来る恩返しとして精一杯お手伝いさせていただこうと思っている。

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