男の中のオトコ

2010-02-03

政財界も相撲界も「責任のなすりあい」みたいなものばかりで、やんなるなあ。

以前のサロンで、実は今回の貴乃花理事の応援団のオヤカタのトリートメントをしたことがある。

もちろんすごい巨体で、汗だくになってガルシャナなどをやったが、大きな体に繊細な神経を持たれるナイスガイだった。(3ヶ月で10キロ痩せていただきました)

相撲は国技である。神に通じる武術である。「アマテラスの岩戸隠れ」のとき、神々の作戦によってアメノウズメノミコトのダンスに大騒ぎをする様子を、岩戸から覗いた隙に アメノタチカラオが岩戸を開いて中にいるアマテラスを外に出した、という神話が有名。

九州の高千穂には、天岩戸神社があるし、その近くに功労者タチカラオを祀る神社には、お相撲さんがお参りにくると聞いた。

手力男(タチカラオ)は、大きな体と強い力の持ち主。神として日本でもたくさんの神社に祀られている。そういう神社には、「力石」があり大きな石を持ち上げて力を競ったり、その力を霊力にかえて、大きなパワーを宿す神なのだ。

だから、横綱は神社に「しこ」を奉納するんだ。厄除けや、鬼払い、邪払いなどを担当する。

そのオヤカタは、「男の中の男」の云う名の力士だった。気は優しくてチカラモチ、そしてイケメン、というまさに男の中の男。今回の行動も、名実ともに麗しかった。

貴乃花理事は、そういう日本の伝統文化に根ざした「相撲道」をもう一度復活させたいと本気で思っている。日本は、武道、華道、茶道、書道など、一つのことを極める「道」すじになっている。

その道に通じる根底は「精神」。だから、道を究めれば精神性がついてまわる。その道の先には神がいる。

昔の子供はいつでも取っ組み合いのけんかを、相撲を真似てやっていた。決して武器などもたず、体当たり。体が大きいのは有利だが、小さくても知恵やスピードで勝つことも出来る。そこには自分向上のヒントがあった。負けたら潔く負けを認め、勝っても決しておごらない。

こんな日本人は、どんどんいなくなっている。 

以前日本に来たインド人の女性アーユルヴェーダ医師が、お相撲を見て「太った裸の人が取っ組み合うヘンなスポーツ!」とびっくりしていたが、貴乃花を見て「彼はブッダ?」といった。

ブッダに似ているんだそうだ。それ以来お相撲が大好きで滞在中楽しそうに見ていた。

そこで私が、お相撲さんはみんな太ってるから「カパ」なのかしら?と聞くと、戦って潔く勝つという精神はピッタがないとダメ、という。でも、この協会の動きを見ると、納得することが多い。

歴史の中でたくさんの「男の中の男」「女の中の女」がいて、再現ドラマに「いいなあ」と思うことがあっても、今の現実にはちっともそんな人がいなかった。

でも、長いものに巻かれない精神を持った男気のある貴乃花親方のような人が出てきて、岩戸があいたんだなあと嬉しくなった。

★そういえば、昔貴乃花親方のお母さんのシャンプーを私担当してましたっけ・・ 縁ありき。

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