正統派イランレストラン

2009-12-17

昨日、訪れた正統派ペルシャレストランはすごかった。

食事もワインも美味しかったけど、一番はマスターの演奏。

darvishfront.JPG  フロントや店内はペルセポリスをイメージしたもの

床に敷き詰められたじゅうたんの上にぺタリと座るスタイルは、日本とおんなじのくつろぎ方。

 

マスターは、本当のダルビッシュ(本来の意味は、ゾロアスタリアンの意味。野球のダルビッシュ選手はちょっと違ってるそう。英語でいうと、 I want to be  a zoroasterian という名らしい)ということで、神から選ばれた演奏家 として生まれたそうだ。

santorplay.JPG  takebue.JPG  tabur.JPG

1歳から楽器を学んでいたというマスターは、あらゆる伝統楽器をこなし、歌も歌う。

左:ピアノの元祖サントウール  中央:歯で音を奏でる世界最古の竹笛  右:タンバリンの元祖のようなタブール すごいリズムだ。 

目を閉じて聞いていると、山や谷のあちこちに感じる風や木々の音、人々の思いがしみた。

イランの伝統音楽を知らない人は目がまんまるになるけれど、一度でもイランを訪れた人なら興味深いお話がたくさん聞ける。

7000年の歴史を誇るという、世界最古の楽器の数々・・。

キャバブをはじめ、お料理もとても美味しかったのに写真を撮るのを忘れて食べてしまいアップできないが、今宵の音楽は本当に素晴らしかった。

音楽は、人に差し上げるもの・・ 真の音楽は、人々を陶酔させるもの・・ だからお酒はいらない。 人々が音楽に陶酔し、ある人は勝手に体が動いて舞をはじめ、ある人は勝手に手が動いて絵となり、ある人は勝手に言葉が出て詩になり、ある人は勝手に声が出て歌となり・・。

本来のアートとは、そういうものだとしみじみ感じた。アーティストは、まさに神を伝える人。

本当ならば、イランの伝統芸能家のような人なのだが、イランイスラム革命のときそういう人たちはほとんど海外に出てしまった。なぜなら、自由に表現することができないから。

そうやって、マスターは日本にやってきて、イランをちっとも知らない日本人相手に少しずつ啓蒙していったのだそう。

イランマニアとしては、これはすごいめぐり合わせ!

そして今宵、私はピヨたちの祝福に囲まれて、また一つ歳を重ねた。この日のサプライズは絶対に忘れないからね。

 <ダルビッシュ>

東京都豊島区南池袋2−4−3 南池袋ビル1F TEL&FAX 03−6423−1233

URL http://www.darvish.biz  要予約

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