What's Beauty Life? ビューティーライフへの思い

2009-02-22

このままいくと、2030年には年金が破綻して、国家も危うくなるというニュースが先週流れた。今年に入り、今までの最高の死亡率(高齢者が増加しているためと少子化で、出生率と死亡率の逆転がではじめたため)という報道もあった。

マスコミの数字や情報は、全て正確というわけではないが、おそらく2030年をまたずとも2015年頃にはとっとと年金は破綻するだろう。

父が亡くなった3年前、年金解除へ役所に赴いたとき、係りの人から「貴方の時代にはもらえないから、貯金しときなさい」なんてリアルに言われたっけ。もらえるほど長生きしないから大丈夫、なんて思ってるけど、もっと若い世代は次なる「老後のための施策」を練る必要がある。

20歳のとき、「ハタチ」という節目を感じたくて一人旅を決行した。今みたいに情報があるわけではなく、もともと無鉄砲な性格なので地図をみて「ココ!」と直観で決めた。

「聖山」という美しい名前に惹かれて、とっとことっとこ一人旅。電車もガラガラ、バスも乗客一人というロンリーな旅でたどり着いた宿でも私一人のお客。当時は若い女性の一人旅というと「自殺しにきた」と思われることが常で、つとめて明るく元気にしていたっけ。

散歩に赴くと、「聖山」の由来が書いてあった。かつての姥捨て山だったのだ。「ひえーっ!」と仰天し、急にオソロシクなって宿にすぐ戻った。幸い、後一組女性の二人連れが宿を訪れ、フロントから「女性のほかのお客様も到着されたのでお食事を一緒にどうぞ」と気を使われ、息統合して夜中までいろんな話をして楽しく過ごせた。

翌日、安曇野へ向かって電車に乗ると隣のおじさんに話しかけられ、なんと地元のおじさんでびっくりするやら、世の中の狭さを感じるやらで、これまた楽しく過ごせた。

介護福祉を学ぶにいたってようやく「姥捨て山」のことを知るにいたる。「楢山節考」というシュールな映画を見せられ、あっ!と思い出された。日本人は、口減らしとして子沢山で子が多すぎるとコケシ(子消し)し、老人で長生きしすぎると山に入り自ら死を選びながら、先祖をつなげてきた。先月なくなった緒方拳が主人公のこの映画は、重い内容ながらも「凛」とした日本人の姿を写していた。

生きる覚悟、死ぬ覚悟、どちらも持ち合わせ、究極の選択をしながら必死で生き延びてきた過去があり、現在の私たちがあることを今は誰も知る由もない。

国家や世界の経済基盤が崩壊寸前の今、「生きる」ということを思索するとき年代や過去の体験によってその思いは異なる。一部の「富豪」と呼ばれる人たちはあの手この手で必死に生き延びる術を仕掛けているが、その腐った魂にはやがてうるさい蝿がたかるだろう。

What's Beauty Life? 私は「ビューティーライフ」の意味を「麗しい人生」と考えている。お金や名声がなくても、「凛」とし続けられる信念を持ち、誰からも後ろ指を指されることなく生ききる事が出来る人生。それこそが麗しさではないだろうか。それは意識さえしていれば、誰もが実践できること。年齢を重ねるほど、その信念を問われるだろう。そして日々行動の中に映していけば、いつ果てるとも後悔はしないはず。真の寿命とはイノチを生ききる事、と政治を含めてさまざまな情勢から、ようやく人々が感じられる世になりつつある。

この記事へのコメント
>真の寿命とはイノチを生ききる事

全く同感です。
イノチを完全に生きること、自身の本質を顕現するよう生きること。
とても大切なことと感じます。
Posted by suho at 2009年02月23日 14:31
共感くださって嬉しいです。
日々是好日 いろいろな角度から感じて生きたいものです。
Posted by KARINA at 2009年02月23日 21:06
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